この熱波に思う2010/09/09 23:12:02

オルタナ august No.20 で レスターブラウンは、こういっている

「気候問題についての国際協議は、すでに時代遅れではないかと感じています。
あまりに長い年月をかけて交渉しなければならない。コペンハーゲン会議に向けて何年も努力を重ねてきましたが、結局何にもなりませんでした。メキシコで本当に何か達成できるのか、私には分かりません。もし、推測するとすれば、意味のある結果は何も生まれないと思います。この交渉には、時間がかかりますが、私たちに残された時間はほとんどありません。」

この異常なる熱波が今後も続くとしたら、確かにいまのような国際協議では、何も解決できないだろうし、その間に人類の大半は自然消滅することになるだろう。
一旦崩れた気候が、元の状態に復するにはそれなりの時間が必要になるだろうから。
時はすでに、調整の局面をすぎ、何かをなさねばならぬところまできているのでは?

民主党代表選2010/09/14 16:47:42

幾分暑さの和らいだ今日、菅氏が代表選に勝利した。
国会議員票が拮抗しているものの、地方・党員・サポータ票で圧勝した。
この結果から、小沢一郎の剛腕振りが伺えるとともに、国会議員は国民を
しかと見ているのか?という思いに駆られる。

難問山積のこの時期に党内権力闘争としての代表選を行うこと自体、醒めた眼で見ざるを得ないが、この結果を踏まえ自分の剛腕振りを評価するのではなく、国民に近い党員・サポータから如何に遊離しているかを認識し、小沢氏(そして混乱に拍車をかけた鳩山氏)には潔く一線を退いて戴きたいものである。

民主党に期待しているのは、旧い体質の一掃である(自民党時代なにもできなかった連合会長も偉そうに表舞台に出てこないでほしいものである)。

異常な熱波の続いた今年の夏も峠を越えたようであるから、民主党の全エネルギーを日本の抱えている課題に注ぎ込み、政治を前にすすめてもらいたい。

小沢氏を支持した国会議員も、エネルギーをさらに内向きに使うことは止めて欲しい。

Sailing my Life2010/09/14 17:41:23

Sailing my life 旅の途中
僕が生まれた理由を教えて

深い海の底で 数えきれない鼓動が聞こえる

たったひとつの奇跡 この命がある
ねぇ この先には何が待っているのだろう

終わりを恐れないで 苦しいときほど 信じることさ

青い水平線
あの向こうにも 海は続いている

ほんの小さな迷いにとらわれるには
この人生は短すぎるから

Sailing my life 日は昇るよ
僕の描いた 夢へ漕ぎだそう

悲しみにくじけないで
いつかすべてが きっと わかるから

Sailing my life 旅の途中
僕の代わりは どこにもいないから

Sailing my life ・・・

 
Song by Ayaka Hirahara with Norimasa Fujiwara my Classics2
(ベートーベンピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章)

尖閣諸島事件2010/09/24 19:56:54

中国という国に、今、ある意味で、世界中が注目している。
何という国なんだろう?

共産主義国家のもつ、ある種の異常さを感じるのは、私だけだろうか?何故、一国の首相たるものが、一船長の犯した暴挙の事実関係を確認する以前にあのような行動に出ざるを得なかったのか理解に苦しむ。

その異常さから、逆に領土問題とは別の何かがあるのでは、と勘ぐりたくなる。敢えて、政治問題化したがっているようにおもえる。

中国という大国らしからぬ一面を何処まで晒すのか、興味がある。

地球では、最早、無尽蔵の資源等ありはしない、未発見の島等もあり得ない。有限の環境の中で、人類の営みを無限に続けなければならない。

中国が自分達のことだけを考えていればよい時代は、既に過ぎ去った世紀である。

大国中国に期待する事は、地球規模のリーダーシップである。つまらない島の領有権ごときで、対話の道を閉ざすのは大人げないではないか?

これから、迫り来る地球規模の問題にどのように対応して行くつもりであろうか?対話なくして、解決の糸口も見い出せないであろうに。