空には七月の太陽
白い壁と白い河岸通りには
海から上る帆柱の影
どこかで鋼鉄の板を叩く
船大工の槌がひびく
私の肘をつく窓には
快い南風
窓の直ぐ下の潮は
ペパミントの酒になる
by akiko yosano
by zosan [IPADで古典を読む] [コメント(0)|トラックバック(0)]
ビルの谷間、木々の梢の間を 人知れず通りすぎる風を感じたい
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